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2011年10月30日

ナレーション制作36 〜ZOOM R16で録音したファイルの分割をする〜

R16でナレーションを録音してOKテイクが録れたら、そのOKテイクの前後にあるであろう「ノイズ」や「NGテイク」を削除しましょう。
今回は不要な部分を削除して、使いたい部分だけにファイルを分割する方法の解説です。

オーディオインターフェース ZOOM R16
ZOOM(ズーム)R16

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「ファイル分割」についての記載は、取扱説明書のP63に記載されていますので、お読みください。
取扱説明書はZOOMさんのHPからもダウンロードできます。
http://www.zoom.co.jp/japanese/download/manual/japanese.php

r16-face.jpg



まず3の「コントロールセクション」のボタン【PROJECT】を押して、
R16


カーソルキーを操作し【FILE】を選び、【ENTER】を押します。
R16


次に、分割したいファイルをカーソルキーを操作して選びます。ここではコンデンサーマイクで録音した音声が【TRACK5】に入っているので【TRACK5】を選びます。画面はご覧のようになります。
R16


そしてファイル操作をするトラックのランプも写真のように点灯します。
R16


これでファイル分割するファイルが指定されていますので、次はカーソルキーを操作して
R16


【>EDIT】を選び、【ENTER】ボタンを押して決定します。
R16


すると【>COPY】と表示されるので
R16


再びカーソルキーを使って操作し、【>DIVIDE】を表示させ、【ENTER】を押して決定します。
R16



ここで、ファイルを分割する位置を決めます。ここではナレーション頭をきっちり出すために、「喋り始めまでの部分」と「喋り始め」の部分を分割します。では、「DIVIDE POINT」を決めましょう。
R16


画面にはタイムコードが表示されています。【PLAY】ボタンを押すと再生されるので、喋り始めのところで【STOP】ボタンを押しましょう。
とは言え、多分押しても、頭の部分が切れていると思うので微調整します。微調整はダイアルキーをくるくる回せば出来るので活用しましょう。カーソルキーを押して、調整したい所を点滅させます。細かい数値なので、一番右ですね。
R16



ここで音を聞きながら調整出来れば良いのですが、残念ながらR16では音を聞きながらの位置決めが出来ません。よって、「このあたり?」と調整しては【PLAY】ボタンを押して確認しながら調整して下さい。ナレーションの頭を切ってしまわないように気をつけて下さいね。

ちょうどいいポイントを見つけて、決めたら、【ENTER】ボタンを押して決定します。するとその部分でファイルが分割されます。分割されたファイルは前の部分が【MONO-00A】に
R16


後ろの部分が【MONO-00B】と自動的に名前が付けられています。
R16


分割した前の部分はナレーション頭までの不要な場所になりますので、ファイル【MONO-00A】は削除します。【MONO-00A】を表示させて、カーソルキーを操作して【>EDIT】を選び、【ENTER】を押して決定し、
R16


【>DELETE】を表示させて、【ENTER】を押して決定すると削除されます。
R16


削除が完了すると後半のファイル【MONO-00B】だけが残っており、ファイルの分割が出来ました。
【PLAY】ボタンを押して再生すると、不要な部分が削除できており、すぐにナレーションが再生されるようになっているはずです。

しかしまだ、ナレーションの後半(OKテイクの後ろ)も切りたいと思うので、前半部分と同じように消したい部分のポイントを決めてファイル分割をして、その部分(今度は後半ですね)を削除してください。これで、OKテイクのナレーションのみが残ったことになります。

ファイルを分割する際にナレーションを切ってしまわないように、削除するときには十分気をつけて下さいね。
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2011年09月02日

ナレーション制作35 〜「ZOOM R16でノイズを除去する」〜

今回は、R16でナレーションを録音した際に入ってしまったノイズ、例えば、録音ボタンを押す音やリップノイズ、ブレス等を取り除く方法を解説します。

オーディオインターフェース ZOOM R16
ZOOM(ズーム)R16

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R16はそういった作業についての解説は付属の取扱説明書では見つけられませんでした。(見落としてはいないと思うのですが)よって、今回は独自の手段で取り除きます。利用する機能は「オート パンチイン/パンチアウト」機能です。

「パンチイン」「パンチアウト」機能の解説は取扱説明書P27とP28に記載されていますので、ぜひお読み下さい。
取扱説明書はZOOMさんのHPからもダウンロードできます。
http://www.zoom.co.jp/japanese/download/manual/japanese.php

ただ、ノイズ除去はバウンス(複数のファイルを統合する)する時に、フェーダー操作で取り除く事も可能です。しかし、私を含めて不慣れな人がその作業をすると、ナレーションの音量にバラツキがでたり、最悪ナレーションが切れてしまったりするので、オススメしません。というか、なさらないほうが良いと思います。良いテイクが駄目になったら大変なので。

それでは早速、私のような素人でも出来る方法でノイズを除去する方法の解説に入ります。
方法はとても簡単です。「パンチイン/パンチアウト」録音機能を利用し、該当部分を選択した状態で、ノイズが入っている部分を「無音」で録音しなおします。つまり、「雑音」を「無音」で上書きするわけです。これだとまず失敗はありません。

まず、録音したナレーションの入ったトラックを準備してください。そして、ノイズの位置を把握するためにヘッドフォンを装着し、フェーダーを0まで上げて下さい。次に、そのトラックに録音できるように、ステータスを赤点灯【REC状態】にして下さい。
R16


そして、ここで【GAIN】をゼロにしぼります。無音で録音するためです。
ZOOM R16


では、ここでは録音開始のボタンを押す音を消すと仮定します。選ぶ範囲は録音開始部分から喋りだす直前までなので、【REWボタン】か【F3ボタン】で最初の位置にロケートして下さい。
ここで【AUTO PUNCH I/O】ボタンを押し、パンチイン開始の位置を決定します。
ZOOM R16


開始位置が決定されると、ディスプレイに【AUTO PUNCH I/O】が表示されて、点滅し始めます。
ZOOM R16


点滅した状態で、喋りだす直前の位置まで再生してちょうどいい位置で停止します。そしてその位置で【AUTO PUNCH I/O】ボタンを押すと、パンチアウトの位置が決定されます。すると、点滅していた表示が点灯状態になります。これで、録り直しする範囲が設定されました。範囲の設定は何度でもやり直し出来るので、自分の声をカットしないようにノイズ部分を上手に選択して下さいね。

あとは【RECボタン】を押して【PLAYボタン】を押して録音開始。【GAIN】が0にしぼられているので無音で録音されます。選択している部分の上書き録音が済めば、R16は勝手に録音を止めてくれます。その合図は【RECボタン】の点滅です。
ZOOM R16

点滅したら上書きされているので【STOPボタン】で停止しましょう。

ではちゃんとノイズが除去されたか確認するために、該当のトラックのステータスを緑点灯【PLAY】状態にして巻き戻し、フェーダーを0まで上げて下さい。もちろん、マスターフェーダーも忘れずに。
そして再生して、ノイズが消えていたら、無事にノイズの上書きが完了です。

このように、ノイズを除去したい場所を選択して上書きする作業を繰り返してゆけば、録音したナレーションに入ってしまった大きなノイズの除去は可能です。
ただ、この方法だと効率が悪いですし、面倒なことこの上ないので、録音したファイルをパソコンに取り込んで、音楽編集ソフトでノイズ除去していく方をお勧めします。
もちろん、パソコンの無い方はこの方法を貫かれても、何の問題もありません。各々の環境に合わせて対応なさって下さい。

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posted by voxtao at 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ナレーション制作>ZOOM R16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月12日

ナレーション制作34 〜「ZOOM R16で音楽を聞きながら録音する」〜

前回はR16に音楽を取り込む方法を解説したので、今回はその音楽を聞きながらナレーションを録音する方法を解説します。
ただし、制作した作品を公開したり、誰かに聞かせたりするなら、著作権侵害しないように「著作権フリーの音楽」と「オリジナルの原稿」を用意して下さい。

著作権について解説するのは大変難しく、素人では到底無理なのでウィキペディアなどをお読みください。

著作権とは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9
著作権フリーとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC

とは言え、原稿はどうにか作れても、音楽は簡単に作れないのが実情です。よって、著作権フリーの音楽を購入するのも一つの手段です。最近はネット上でダウンロード購入出来るので便利になりました。中には無料で配布してくれているサイトもあります。ちなみに私は以下のサイトを利用しています。参考までに。

phat 'd' fusion download library
http://phat-d-fusion.com/

Free Use Music nash music library
http://www.nash.jp/fum/

利用する場合は、必ず「使用許諾の内容」を読んで下さい。楽曲によっては利用制限がある場合があります。

オーディオインターフェース ZOOM R16
ZOOM(ズーム)R16

ZOOM(ズーム)R16を見に行く

では、音楽を聞きながら録音するのでヘッドフォンを用意して、R16と接続して下さい。
ちなみに私が使っているヘッドフォンは、SONY ( ソニー ) の MDR-CD900STです。
SONY ( ソニー ) の MDR-CD900ST

SONY ( ソニー ) の MDR-CD900STを見に行く

皆さんはお持ちのヘッドフォンをどうぞ。しかし、もしお持ちのヘッドフォンの端子が【ステレオミニプラグ】なら変換プラグを用意する必要があります。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / ASN221


CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / ASN221を見に行く

こういった変換プラグを使えば、【ステレオミニプラグ】を【ステレオ標準プラグ】に出来ますので、ヘッドフォンを買い替える必要はありません。

ではマイクのセッティングをして下さい。
私はコンデンサーマイクのRODEのNT2-Aを使っています。
RODE ( ロード ) / NT2-A

NT2-Aを見に行く

R16のセッティングについては【ナレーション制作28 〜「ZOOM R16で録音する方法1」〜】と【ナレーション制作29 〜「ZOOM R16で録音する方法2〜」】で解説しているのでご参照ください。

ナレーション制作28 〜「ZOOM R16で録音する方法1」〜
http://voxtao.seesaa.net/article/184862923.html

ナレーション制作29 〜「ZOOM R16で録音する方法2」〜
http://voxtao.seesaa.net/article/186417793.html

前回、プロジェクト【PRJ000】の【input 1/2】に音楽を取り込みましたので、プロジェクト【PRJ000】を選んで下さい。(別のプロジェクトに取り込んでいたらそのプロジェクトを読み込んで下さいね)

マスターフェーダーと取り込んだ【input 1】のフェーダーを0まで上げて、【PLAYキー】を押して再生してください。するとヘッドフォンから音楽が聞こえます。再生音量調整は取り込んだ奇数のフェーダーで出来ますので、取り込んだ二つのフェーダーを触らなくても大丈夫です。

では、コンデンサーマイクを接続した【input 5 or 6】の【GAIN】を調整して、マイクの入力レベルの調整しましょう。マイクインプットレベルについての解説は【ナレーション制作30 〜「ZOOM R16で録音する方法3」〜】で解説しているのでご参照ください。録音レベルを決めるときの大切な知識、「視聴環境の設定」について記載しているので、面倒でもお読みいただいた方が良いと思います。

ナレーション制作30 〜「ZOOM R16で録音する方法3」〜
http://voxtao.seesaa.net/article/186917157.html

では録音するために、マイクを接続している【input 5 or 6】のステータスキーを押して、赤色の点灯(REC)状態にします。ここではコンデンサーマイクを接続している【input 5】を赤色の点灯(REC)にしました。

R16


では、【PLAYキー】を押して再生し、ナレーションを録音したいタイミングで【RECキー】を押して録音しましょう。

音楽を聞きながら録音する上で留意しておいた方が良いことがあります。それは音楽を聞きながら録音することには良い面と悪い面があることです。良い面は、音楽によって雰囲気が良くなり、ナレーションに味が加わることがあるといったこと。しかし音楽に「引きずられて」間延びしたナレーションになることもあります。
よって、音楽を聞きながら録音することに固執せず、音楽無しでも録音して、どちらがより良いナレーションか比べるなどした方が良いでしょう。

では、録音したものを聞きます。ステータスキーを押して緑色の点灯(PLAY)にします。そして【F3キー】を押して最初に巻き戻し、【PLAYキー】を押して再生して下さい。音楽が再生され、録音しはじめたタイミングでナレーションが入ります。

これで音楽付きのナレーションが出来ました。しかし今のままでは、R16本体で聞く事が出来るだけです。録音したものを公開したり、誰かに手渡したりするなら、この音楽とナレーションを一つのファイルにまとめる必要があります。

複数のファイルを一つにまとめることを「バウンス」と言います。しかし「バウンス」する前に、目立つノイズやリップノイズの除去を行い、声の質の調整・加工や音楽の音量調整をしなくてはなりません。こういった音の編集作業を「ミキシング」と言います。

R16にはミキシング機能があります。しかし「ミキシング」は音楽編集ソフトに取り込んで行うこともできます。どちらの方法で調整するかは個々で判断してください。

個人的な見解ですが、R16本体だけでノイズを取り除いたり、ミキシングしたりするのは中々大変な作業なので、録音したナレーションをパソコンに取り込み、音楽編集ソフトでミキシングする方が楽だと思います。
幸い、R16には音楽編集ソフト「Cubase LE」が付属しているので、それを使うと良いでしょう。
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posted by voxtao at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | ナレーション制作>ZOOM R16 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする